6時半起床。今朝も良い天気だが、8時から自治会の活動があるので運動は休む。
日曜なので大掃除を始める。いつもの流れで拭き掃除などをして、丸々1時間かけて玄関の掃除まで完了させる。
缶コーヒーを飲んで一息入れ、自治会活動の集合場所に向かう。
今日の作業は、土のう袋作り。洪水などに備えて袋に土を詰めていく。200袋用意されているとかで、でも今回も結構な人数集まっていてすぐに終わりそう。
自分はスコップで土を入れる係。袋いっぱいに詰めると重くて持ち運びできないので、3分の1くらいにとどめておくのがコツらしい。
真夏ではないけれど、それでも体をせっせと動かしていたら汗びっしょりになってしまった。
作業を一緒にした75歳の方と少し話をする。なんでも、その方は戦争にいかれて負傷したらしく、足腰が不自由らしい。若い頃は体力があったからなんとか大丈夫だったものの、歳をとると無理をしたつけが体に現れ、今では杖が不可欠だとか。
年齢的に戦争の時期と合わないのでは?と疑問に思ったものの、まぁあまり突っ込まずに静かに話を聞いていた。
そしてその男性は続けてこう話した。
「そういう経験を経て思うのは、若いうちから身体を労わる生活をすべきということ。いまになって後悔してももう遅い。そもそも後悔というのは文字通り『後』になってするもので、先に後悔するという話は聞かない。若い人にこういう話をしても聞こうとしないけれど、それはまだ未熟で分からないからで、仕方のないこと。色々なことが分かるという意味では、歳をとるのも悪くない。」
深く感銘を受けた、日曜日の朝だった。